[投資方針] 再考・退職金の割り振りについて

前回5月25日に「退職金の割り振りについて、そろそろ考えておく」という記事を書きましたが、その後為替や株価に大きな動きがあったことや、今後のトレンド予想について情報収集したことから、今一度考えなおしてみました。

なお、私は経済の全くのド素人です。この記事を読んでいただく皆さんの投資判断については、専門家の意見を参考にされたうえで、自己判断でお願いいたします。

あくまで一人の事例として参考にしていただけると幸いです。

今後予想される動き

日経、WSJに加えて、経済関連のユーチューブなどから情報を得ています。ユーチューブでは、後藤達也さん、高橋ダンさん、バフェット太郎さん、そして国会中継などを見ています。

私なりにそれらのソースからまとめた、今後予想される為替や経済の動きは以下の通りです。(この記事を執筆した6月12日時点)

米国および海外

  • 米国をはじめとしてインフレが急速に進んでいる。(需要増ではなく)供給不足によるインフレである。
  • FRBは、株価(経済)を犠牲にしてでもインフレを抑えようとしている。そのために、(本来は需要抑制の手段である)利上げを続ける見込み。欧州等も同様の動き。
  • 以上から、リセッションは避けられなさそう。さらにはリセッションとインフレが同時に進行するスタグフレーションが起こる可能性もある。

日本

  • 日銀は、黒田総裁の任期2023年4月までに何としてもインフレ率2%を達成させるつもり。そのためには金融緩和を続ける。(利上げはしない)
  • さらには、日銀はすでに大量の国債(約500兆円)や日本株を抱えており、金融引き締めをすると国債や株価の下落につながるため、引き締めたくてもできない状態にある。(出口が見えない)
  • 以上のことから、日米(および日本と海外)の金利差は開いたままの状態が続き、円安は止まらない。

退職金割り振りの当面の方針

これらの予想される動きを受けて、もうすぐ振り込まれる退職金の割り振りについての当面の方針を決めてみました。

  • 日本円は速やかに減らして、米国ドル建てに振り替えるべき。
  • しかし、米国株を早急に買うのは下落リスクが高く、時間をかけて購入していくべき。

具体的なアクション

この方針を受けた具体的なアクションとして、以下の2つを考えてみました。

  1. 日本円から米国ドル(現金)に振り替える。
  2. 米国債ETF(日本円建て)を買う。

1については、為替コストが伴います。楽天証券なら往復で1ドルあたり50銭。住信SBI銀行とSBI証券の場合、同12銭です。また、現金で持っておくだけだと利息はほぼ付きません。

2については、東証に上場している銘柄がいくつかあります。

時価総額が十分大きいこと、利回り、信託手数料の面から、上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし) (1486)を考えています。

現時点の情報ですが、1486のスペックです。

  • 運用方針:S&P 米国債 7-10年指数(TTM、円建て)の変動率に一致させることをめざす。
  • 純資産額: 437.7億円
  • 利回り(実績): 2.26%
  • 信託報酬率(税込): 0.176%

大手ネット証券であれば1日100万円までの売買なら手数料無料ですので、時間分散もかねて少しづつ買っていくつもりです。

ただし、それまでに急速に為替が円安に向かいそうなら、1もやるかもしれません。

最後に

多額の退職金が振り込まれるものの、それ以降は当面収入がなくなります。

リターンを追うだけではなく、リスクにも備えた資産運用に頭を切り替えていく必要があります。

しかし一方で、長期的な視点で見ると株式のリターンが、債券、金、現金といったほかの資産よりも驚異的であることもまた事実です。

当面のお財布として米国債ETFを使いつつも、優良株が値下がりしたタイミングを狙って買い増しをしていきたいと考えています。

2022/6/14追記

その後ネット上の様々な意見を調べて、少し考えが変わりました。

ポイントを挙げると、「米国の利上げがどこまで進むか不確定な状況で、(利上げで価格が下がる)債券を買うのはリスクが高い」ということです。

参考までに過去の実績を見てみます。

1486と円ドルの1年チャートです。(画像は楽天証券から)

1486の方は1月の底21,200円から直近約22,200円まで約5%上がっていますが、一方で円ドルは115円から135円まで約17%も上げています。

つまり、ドル建てで考えると、1486の価格は相当下げていることになります。

今後さらに米国の利上げが続く可能性が高いことを考えると、その分債券の価格も下げることになります。

「お財布」としては、あまり好ましくありませんね。

***

株価も下がる、円も下がる、債券も下がる、かといってドル現金もインフレで価値が目減りする。

いったい退職金をどこに振り分ければよいのか、まだまだ悩みは尽きません。

新しいアイデアが出てくれば、また記事にしたいと思います。

投資と人生は自己責任で。

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