[投資方針] ポートフォリオ点検(2023年4月)

月半ばですが、ここ最近いろいろと売買をしたので、ポートフォリオの整理・点検をしておきたいと思います。

前回(1月末)からの変化

前回1月末時点からの変化は以下の通りです。

  • 米国政府系AI企業パランティア(PLTR)を新規購入
  • ギガプライズ(3830)を追加購入
  • チャームケアコーポレーション(6062)を新規購入
  • 信越化学工業(4063)を新規購入
  • 優待狙いで保有していたオリックス(8591)を売却

オリックスについては、優待中止がすでにアナウンスされていますが、優待なしの「長期投資先」として保有するかどうか検討した結果、売ることにしました。家族分も合わせて売却です。

種別ごとの資産割合

種別ごとの資産割合です。

個別株・米国 65.1%
個別株・日本 3.9%
個別株・その他 6.6%
インデックス 15.2%
現金 JPY 8.2%
現金 USD 0.5%
現金 VND 0.3%
暗号資産 0.3%

「個別株・その他」は、ベトナムのNCTと台湾のTSMCです。

日本株を増やしていきたい

今年になって日本株を徐々に買い進めています。

米国株の割合が多すぎることや、現在日本株の割安さに注目が集まっていて今後資金が流れ込みそうな気がすることが理由です。

それと、米国株の場合配当に米国税がかかります。給与所得がなくなったので、還付してもらえなくなったことも日本株シフトの理由の一つです。

今後も、すでに保有している銘柄の買い増しを中心に割合を増やしていきたいと思います。

幸か不幸か(?)、日本株にはROEが低い企業が多いので、数少ない高ROE企業を対象に、1社づつ事業内容や業績を調べていきたいと考えています。

詳細なポートフォリオ

UNP 10.2%
WM 6.8%
楽天全米(iDeCo) 6.1%
MCD 4.4%
FAST 4.4%
V 4.3%
JNJ 4.2%
NCT 3.9%
KO 3.9%
PG 3.9%
MSFT 3.8%
BBH 3.4%
VRSN 3.3%
1655 3.3%
AMZN 3.1%
PM 2.8%
TSM 2.7%
DIS 2.6%
SPGI 2.1%
TSLA 1.9%
VOO 1.7%
MO 1.7%
PLTR 0.9%
9434 0.8%
TPX 0.8%
4307 0.7%
EPOL 0.7%
4063 0.6%
8595 0.6%
6062 0.5%
2914 0.2%
その他日本株 0.4%
現金 JPY 8.2%
現金 USD 0.5%
現金 VND 0.3%
暗号資産 0.3%

2020年代は「AIの10年」?

10年(ディケード)ごとに急成長する投資分野があることが知られています。

  • 1960年代 NIFTY FIFTY
  • 1970年代 ゴールド
  • 1980年代 日本株
  • 1990年代 NASDAQ(ITバブル)
  • 2000年代 原油
  • 2010年代 GAFAM

といった感じです。

そして、この2020年代に急成長する分野は、私は「AI」じゃないかと思うようになりました。ChatGPTなどのAIサービスを目の当たりにして、感覚的にそう思っただけですけれど。

他には「バイオテクノロジー」「コモディティー」なども考えられるかもしれません。

バイオテクノロジーはBBHを少し持っているので、これを継続保有したいと思います。

コモディティーはいいアイデアがありません。

「成長の罠」にかからないか?

今後AI業界全体が成長していくことは間違いないですが、すでにマイクロソフト、グーグル、アマゾンといった巨大IT企業が生成AIサービスへの参入を開始またはアナウンスしていますし、C3AI、SNOWといったベンチャーも次々と生まれてきています。

そうなると競争が激化して、業界全体としては成長するものの、誰も儲からないということになるかもしれません。

ですので、投資対象としては、そんなAI業界の中で他社に対するワイドモート(参入障壁)を持つ企業を選ぶ必要があります。

パランティア(PLTR)は、その条件を満たしていると考えています。

自由を重んじるIT業界の他社と異なり、米国やその同盟国にしかサービスを提供しないことを明言しており、それらの国の政府からの信頼を得られると考えられるためです。

ただ、PLTRも2022/4Qでようやく黒転したばかりですし、今後の業績からは目が離せませんね。

技術に関する継続した勉強も必要

AI、EV、再生エネルギー、バイオテクノロジー、宇宙といった今後成長が見込まれる事業は、いずれも新しい技術の発展に大きく依存しています。

今後の技術進歩の行方次第で、企業の業績も大きく左右されます。

投資家としても、これらの技術について広く浅く知っておく必要がありそうです。

それができなくなったら、インデックス全振りかな?

投資と人生は自己責任で。

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