[投資方針] 退職金の割り振りについて、そろそろ考えておく

来月6月にはいよいよ「退職」となり、その後退職金も振り込まれる予定です。

退職金が振り込まれた後の資金の割り振りについて、そろそろ決めておく必要があります。

まだ最終決定ではありませんが、今考えていることを整理しておきたいと思います。

「緊急度」が高いと思われる順に書いていきます。

まずは当面の生活資金を確保

一番大切なことは、当面の生活資金の確保です。

当たり前ですが、退職して収入がなくなるので、すべて貯金から取り崩していく必要があります。

年金受給は、仮に65歳からもらうとして、約10年後のことです。

10年分もの生活資金を現金、しかも円建てで持っておくのは現実的ではありません。(そもそも、退職金の金額はそんなに多くありませんし。)

それに、60歳になれば、確定拠出年金(DC)からiDeCoに切り替えた部分も、一時金または年金としてもらうことができます。

結論を言うと、だいたい1年分の生活資金を手元現金(円建て)で持っておこうと考えています。

1年あれば、最悪の場合でもアルバイトなどをして(低時給ながらも)再度収入を得て生活を立て直すことができると思っています。

当面の「お財布」をどうするか

退職金という、「円建て無利子」の形で会社にお金を預けておくことが不安であったことが、早期退職を選択した主な理由の一つです。

ですので、「当面の生活資金」以外のお金は、極力ドル建てで持っておきたいですし、ゆくゆくは株式投資に回していきたいと思います。

といっても、一気に全額株式を購入という選択も、時間分散の観点からいえば避けたいところ。

当面の現金をどういう形で保有しておくのがよいでしょうか。

まずはドル転?

一つには、証券会社に現金を移したうえで、ドル転してしまうことが考えられます。

ただ、ドル転しただけでは現金であることに変わりはありませんから、無利息のままです。

今メインで使っている楽天証券だと、「GS米ドルファンド」というMMFに変えておくこともできますが、その利回りはたったの「0.007%」(執筆時点)です。

債券ETF

現金代わりとして保有しつつも利回りを追求できるのが、債券です。

債券ETFであれば、通常の株式と同じように気軽に売買できます。

米国債ETFですとBNDのような米国市場のものが有名ですが、これらは避けたいと思います。なぜならば、売買手数料に片道20ドル近くかかるうえ、円・ドル間の為替手数料もばかにならないからです。

今考えているのは、日本円建て(日本市場)の米国債ETFです。具体的には

  • 1486: 上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジなし)
  • 2620: iシェアーズ 米国債1-3年 ETF

あたりを考えています。

1486は7年から10年の償還期間の債券を投資対象としています。

為替ヘッジ「あり」の1482というものもありますが、そもそも円建てでヘッジしたくないので、こちらは対象外です。

2620のほうは、1年から3年の償還期間が対象です。ただ、設立後まだ間もないのが少し気になります。

現在米国の利率の先行きは不透明そうですので、このあたりの勉強も必要です。

あくまで短期のお財布代わり

1486、2620、どちらも米国債への投資となりますが、円建てですので、必要になれば簡単、かつ、為替手数料を気にせず円に戻すことができるのがメリットです。

また、主要ネット証券であれば、購入額次第では売買手数料も無料ですので、これも有利ですね。

債券をポートフォリオの一部として長期で保有するつもりはありません。あくまで株式投資に回すまでの短期的なお財布代わりです。

どの証券会社を使うか

先ほども書いたように、現在は楽天証券をメインに使っています。

以前はMONEXも使っていたのですが、中国、米国といった海外株式の取引ページが日本株のそれと別になっていて、使い勝手があまりよくないと感じたので、徐々に楽天証券へ移行していきました。

今後も楽天証券をメインで使っていこうと思いますが、米国株式についてはSBI証券を使うことも考えています。

為替手数料では、住証SBIネット銀行とSBI証券の組み合わせが一番有利

これは米国株式投資をしている方なら、ご存じの方も多いと思います。

  • 楽天証券: 1ドルあたり片道0.25円
  • 住証SBIネット銀行(からSBI証券): 1ドルあたり片道0.04円

(いずれも執筆時点)

1ドル130円とすると、円ドル往復で約0.32%の差が付きます。

退職金全額を円ドル往復させると、その差は馬鹿にできない金額になります。

証券会社を2つに分けるデメリットも

一方、証券会社を楽天とSBIの2つに分けることにもデメリットがあります。

一つには、売買手数料が余分にかかる可能性が高いことです。

例えば、PGを200株保有していて、これを売却する場合を考えます。

1つの証券会社に200株全部を保有していれば、売却手数料は大手ネット証券だと約20ドルです。

これが2つの証券会社に100株づつ分散して保有していれば、売却手数料がおおよそその倍の約40ドルかかってしまうことになります。

もう一つのデメリットは、単純に「資金管理がめんどくさい」ということです。

だためんどくさいだけならともかく、その面倒くささが売買の判断によくないバイアスを与えてしまう恐れがあります。

ある銘柄を本当はもう少し買いたいのだけれど、証券口座に十分な現金がないから予定より少ない額だけ買ってしまうとか、あるいは逆に、証券口座に少しだけ現金の余りが出そうだから、余分な分まで買ってしまうとか。

「ならば、全部SBI証券に移してしまえばいいのでは?」という考えもありそうですが、そのためにいったん売却・円転・再ドル転・再購入するのはナンセンスですし、証券会社間の移管手数料もばかにならないので、現在楽天証券にある部分はそのままにしておくのがベストと思います。

退職金分について、新たにSBIを使うのか、楽天を使い続けるのかを、近いうちに決める必要があります。

iDeCo口座も

DCを移管させるiDeCoの口座も作らなければなりません。

楽天もSBIも、口座維持手数料や商品ラインナップの面から、iDeCo口座としては文句ありません。

楽天だと「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が選べるので、こちらにしようかと考えています。

どう「投資」に振り分けていくか

当面の「お財布」と証券会社の意思決定が終われば、いよいよその資金をどう投資に振り分けていくかを考える必要があります。

緊急度的には低いですが、一番重要なことですね。

一気に全額株式投資というのは、心理的にも怖いですし、時間分散の観点からもあまり好ましくないと思っています。

かといって、あまり時間をかけて分散すると、それだけ機会損失することになります。

1年から2年の時間をかけて投資に回していくのが心理的に楽そうです。

投資対象は、1655.Tのようなインデックスと、個別株を半々くらいに考えています。

(もっとも2年後にはまた違うことを考えている可能性がありますが・・・)

まとめ

短期的な宿題は以下の2点です。

  • 米国債ならびに債券ETFについて勉強し、当面のお財布として使うかどうかの判断をする。
  • 楽天証券オンリーで行くのか、SBI証券を併用するのか決める。

長期的な宿題としては、1年から2年の時間をかけて、資金をどう株式投資に回していくのかを決めるということになります。

退職して時間はたっぷりあるので、落ち着いて考えていこうと思います。

投資と人生は自己責任で。

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