北米の廃棄物処理企業ウェイストマネジメント社(WM)の2021年4Q決算が発表されました。(同社リリース)
前年2020年はCOVID-19の影響を受けて売上、利益とも一時的に落ち込みましたが、2021年は回復し、大幅増収増益です。
また、2020年に実施した同業のAdvanced Disposal社の買収も成功裡に終わり、収益に貢献しています。
PL
12か月の比較で、売上17.8%増、営業利益21.8%増、最終利益21.4%増です。
ROEは4.3ポイント改善して24.9%、ROAは1.4ポイント改善して8.0%です。
CF
営業CFも27.5%増えています。
2020年は買収に伴い投資CFが大きくマイナスでしたが、2021年はフリーCF(営業CFから投資CFを引いたもの)もプラスに転じています。
営業CFマージン(営業CF ÷ 売上)は1.8%ポイント改善して、24.2%です。
株主還元
配当が増えたことに加えて、2021年は大量の自社株買いを実施しており、両者を合わせた還元率は128%にも達しています。
株価とまとめ
5年チャート(Yahoo Financeより):
PER(TTM)は36、配当利率は1.74%。
廃棄物処理というなくてはならない存在である上に、参入障壁も高く、今後も潤沢な利益と株主還元が期待されます。
私の資産に対する保有比率はすでに5%を超えているので、これ以上の買い増しは予定していませんが、今後も長く保有していける銘柄と考えています。
投資と人生は自己責任で。
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