下がっているときより、上がっているときの方が難しい

SP500、NASDAQ、日経225は、ほぼコロナショック前の水準に戻りました。香港はさすがに戻りは鈍いですが。

5月に手持ちの香港株をすべて売って、キャッシュ比率は20%を超えました。

(売った香港銘柄もその後値を上げているようですが、頑張って無視することにします(;^ω^))

このキャッシュで米国株を買い増ししたいと思っていますが、今のようにスルスル挙げている相場では、なかなか買うタイミングをつかめません。

先のコロナショックの時には、キャッシュはあまりありませんでしたが、手持ちのわずかなキャッシュをかき集めて買い向かいました。(おかげで、MCD 130ドルなんていうお宝を手に入れることもできました。ほんの少しですが)

二番底を待っていても、永久に来ないかもしれません。

経済のことはよくわかりませんが、各国政府がコロナ対策・経済支援でお金をばらまいているのでそれが株に流れてきているだろうことくらいは素人の私にもわかります。

でも、それが永久に続くかどうかもわかりません。

持ち株のPERは以下の通りです。(いずれもgooglefinance関数から)

AMZN 118.61
UNP 21.49
DIS 42.12
MKC 32.78
FAST 30.58
IFF 32.96
JNJ 22.98
MO #N/A
PM 15.47
V 35.93
WM 28.44
MCD 25.83
KO 21.16

どれも今すぐ買いたい値段ではないです。私にとっては。(MO、PMもこれ以上保有比率を増やしたくない)

「100から年齢を引いた数字が、株式の適切な保有割合(パーセント)」とよく言われます。

となると、現在の私は約80%なので、20歳代の保有比率!ということになります。

働かなくても資産が減らなくなる「資産の臨界点」に、できるだけ早くたどり着きたいという「欲望」から、フルポジにしておきたいという思いもあります。

一方で、もし二番底が来た時に買い向かうだけのキャッシュも用意しておきたいというスケベ心もあります。

まだサラリーマンとして働いているので、入金力もあります。ですから、フルポジでもよさそうな気もします。

いろんな思いが自分の頭の中でまぜこぜになっています。

感覚的に今の「キャッシュ20%」がちょうどいい加減なのかなとも思っています。

このままスルスル上がるのなら、「2割引き」のスピードで資産が増えていくのを見守るだけ。高くなったから売るというつもりはありません。

* * *

相場が上昇しているときの方が投資は難しいとひしひしと感じます。

相場が下げているときは、キャッシュがあれば買い向かい、なければ布団をかぶって嵐が過ぎるのを待つだけ。

上げているときには、「早く買わないと、もっと高くなってしまうかも」という焦りを押さえるのが大変です。

こういう時には、あまり毎日株価を見ない方がいいのかも。

投資と人生は自己責任で。

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