大麻ビジネスは、すでにレッドオーシャン

カナダやアメリカでの解禁をうけて大麻ビジネスへの参入が相次いでいます。 40社近い企業がアメリカで上場されているようです。

投資家の注目も浴びて、一時期株価も急騰しました。しかしいまでは、「大麻バブル崩壊」といった状況のようです。

https://finance.yahoo.com/news/cron-stock-still-falling-knife-170958544.html

この記事で取り上げられた大手4社の株価です。(直近1年)

(画像はYahoo Financeより)

グラフの上から順に、Cronos Group (NASDAQ:CRON)、Canopy Growth (NYSE:CGC)、Aurora Cannabis (NYSE:ACB)、Tilray (NASDAQ:TLRY) です。

まだまだ下げ止まらないかんじですね。

いずれの企業も、まだ利益を出せる状態になっていないようです。

大手の Aurora Cannabis(ACB)のPLです。

(画像はYahoo Financeより)

売上よりも、販管費(SGA)の額の方が大きいですね。

急成長中ですが、参入企業の数も多く、安定して利益が出せるようになるかどうか、確信が持てません。

5年か10年くらいすれば、淘汰と買収によって寡占が進んで、投資に値する大麻企業が生まれてくるかもしれません。その時になって、今現在を振り返ると「あの時が絶好の仕込み時だったな」と後悔するかもしれませんが、それはあくまでその少数の勝ち組を保有していればの話。慌てて手を出して、大けがをする可能性もあります。

大麻という嗜好品はアルコールやたばこと関連性が強く、アルトリアやアンハイザーブッシュによる大麻企業への多額の出資も行われているようです。

横目で見ながら、アルトリアをはじめとしたたばこ企業への影響がないかを気にしていきたいと思います。

投資と人生は自己責任で。

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