「生きがい」とブログ運営

退職・老後を迎えたとき、「お金」と同様に我々の心配ごととなるのが「生きがい」です。

仮に生活に十分なお金があっても、何もすることがなく毎日退屈な時間を過ごすだけでは、何のために長年がんばって働いてきたのかよくわからないということになります。

生きがいの定義

先日の日経ビジネスに、この「生きがい」についての記事が掲載されており、その記事の中で以下のURLが紹介されていました。

theviewinside.me/what-is-your-ikigai/

(ちょっと話は外れますが、最近の日経ビジネスは、高齢者雇用や退職に絡んだ記事が多いですね。私を含めて50代くらいの読者層が多いのでしょうか。)

このURLはMarc Winnという方によって書かれた記事です。欧米でも”ikigai”という日本語は知られているようです。この記事によると、生きがいは以下の4つの要素の重なりなのだということです。

  • (a) 好きなこと (that which you love)
  • (b) 得意なこと (that which you are good at)
  • (c) お金になること (that which you can be paid for)
  • (d) 世の中に必要とされること (that which the world needs)

図を上のURLから引用します。

引用: theviewinside.me より

私が勝手に日本語に訳した図です。

サラリーマンの仕事における「生きがい」

サラリーマンの場合、毎月お給料はもらえるわけですから、「(c) お金になること」という条件は当てはまります。

しかし、それ以外の3つの要素は人それぞれでしょう。

私の場合は、あてはまるのは、「(b) 得意なこと」と「(c) お金になること」だと思っています。

ありがたいことに、トラブルごとなどの問題解決をしたり、淡々と数字や進捗を管理したりといった、私が得意な仕事を主に任せてもらっています。

(もちろん、サラリーマンですから、たまには不得手な仕事もやらされます。しかし、そういう仕事はうまくできないので、そのうち他に人に任せられるようになります。)

しかし、そもそもできるだけ早く退職したいと思っているわけですし、「(a) 好きなこと」ではありません。

「(d) 世の中に求められていること」についても、別に自分の勤め先しか作れないような製品・サービスを提供しているわけでもないですし、今では海外の安い製品・サービスに押され気味です。こういうと勤め先に失礼ですが、別になくなっても世の中が困るわけではない事業だと思っています。

先のURLの図では、この(b)と(c)の重なりは”profession”(プロフェッション)なのだそうです。

まあ、言われてみればそうかもしれませんが、世の中どこでも通じるようなスキルを持っているわけでもないので、本当の意味での「プロ」には程遠いかもしれません。

ブログ運営における「生きがい」

私がこのブログを運営するうえで、確実に当てはまると自信があるのは、「(a) 好きなこと」と「(b) 得意なこと」です。

企業の強みを分析して自分のお金を投資して、「部分的な企業の所有者」となって、収益を得るという行為が大好きです。

こうしてその活動内容を文章にして書き記すことも大好きです。

そして、そのどちらも、上を見ればきりがありませんが、平均以上「得意」といっても、自信過剰とは言われないと思っています。

この(a)と(b)の重なりは、先のURLによると”passion”(情熱)なのだそうです。

問題は、「(c) お金になること」と「(d) 世の中に必要とされる」です。

2018年初めからこのブログを開始して、はや3年が経過しました。

まだ数はわずかですが、定期的に見ていただける方や、検索でたどり着いていただける方もいます。そこから得られる収益も、年間のサーバー代やドメイン代を支払えるくらいには十分です。

昨年2020年は、全部で88個の記事を書いています。一つの記事を書くのに、事前の調査も含めて少なくとも2時間くらいかかっていることを考えると、時給は最低賃金を大きく下回っています。

まさに「情熱」があるからこそ、たいした収入も得られないのに3年以上も続けられているのだと思います。

でも、おそらくこのままのスタイルで継続しても、爆発的にビューや収益が伸びるかどうかは、ちょっと疑問に思っています。何かを劇的に変えないと・・・。

4つの条件すべてを満たすことはできるか

見ていただける方の数を二桁、三桁と増やすのであれば、何となく自分が書きたいことを日々書くのではなくて、どんな方がどんな記事を見たいと思っているかを考えて、戦略的にブログ運営をしてく必要があるでしょう。

あるいは、そもそもブログだけではなく、SNSやYoutubeなど別のメディアも駆使していく必要があるでしょう。

ただ、問題は、そうして「(c) お金になること」と「(d) 世の中に必要とされる」という条件を満たした時に、一番大事な「(a) 好きなこと」を維持できるかどうかということです。

人気ブロガーやSNSのインフルエンサーの方の記事を見ていると、毎回新しいネタを書くというのではなく、同じような内容を少しづつ形を変えて発信されていることがほとんどだということに気づきます。

まあ、当たり前といえば当たり前かもしれません。

それに読み手の方も、そうして同じようなことを、自分が尊敬する発信者の方から毎日インプットしてもらうことで、励みを得ているのだと思います。

問題は、私自身がそういうことをしたいのかどうか。

「甘っちょろいことをいっているんじゃない」としかられるかもしれません。

しかし、30年近くサラリーマンをやってきて、資産形成をして、せっかく好きなことをやって暮らせそうな毎日が手に入りそうなのだから、やはり「好きなことを毎日やる」といったところは、絶対に譲りたくないと思っています。

本当の「生きがい」を手に入れる日は、まだまだ遠いのかなぁ。

投資と人生は自己責任で。

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Twitter: @shuminotoushi

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