昨日FXについて書いた記事の中で、「じっくり勉強して、自信がついたら手を出してみようと思っています。」と書いたばかりですが、以下の本を読んで、何となく自信がついたので、さっそく始めてみることにしました。
昨日の記事でご紹介した「ずっと使えるFXチャート分析の基本」という書籍と同じ、田向宏行さんという方の書籍です。
2冊ともFX初心者に向けてわかりやすく書かれていますが、「1日2回の・・・」の方が、どこでエントリーして、どこでクローズ(損切または利確)すればよいか具体的に書かれていて、私にはわかりやすかったです。
で、わかったところで、さっそく試してみたくなりました。幸か不幸か、今日は祝日なのでFXのトレードを試すことができます。手持ちの楽天FXの口座でやってみました。
対象とする通貨ペアは、どれを選んでよいかもわからないので、一番なじみのあるUSDJPYにしてみます。
毎日PCの前に張り付くつもりはないので、日足チャートで判断します。
①②③と3つの印をつけています。
① 9/6 安値 106.621をつけています。
② 9/13 高値 108.260をつけています。この高値②に対して①が押し安値になっています。つまり、直近のレンジは① 106.621 と② 108.260 の間になります。
③は本日9/16のろうそくです。まだ今日は終わっていないので変わるはずですが、今のところ安値は107.495
「1日2回の・・・」に書かれた方法を私が正しく理解していれば、以下の2つの注文を出すことになります。
- 高値②を上に抜けて上昇トレンドが再開するのに備える ― 高値108.260の少し上で逆指値買い注文。上抜けしたところで③が新しい押し安値になるので、損切ポイントは③の107.495の少し下。ただし、本日中にもっと安値が出たら更新。
- 安値①を下に抜けて下降トレンドが始まるのに備える ― 安値106.621の少し下で逆指値売り注文。損切ポイントは高値②108.260の少し上。
2. の方は、本当はもう一山待って、もう一度安値が更新されて高値が更新されず、下降トレンドに転換したことを確認した方がよいのかもしれませんけど。
買う単位は、もちろん最小の1,000円単位(100 pips = 1,000円, 1 pips = 10円)です。証拠金も1万円あれば十分そうですが、念のため10万円入れておきます。
10年ほど前にスワップ狙いで手を出して、 ロスカット狩りにあい痛い目にあったFXですが、「トレード」として取り組むのは今回が初めてです。どう転ぶでしょうか?
翌日9/17追記:
上抜け狙いの注文(108.300の逆指値買い)が約定しました。下抜け狙いの注文はキャンセル。
さて、ここからどこまで伸びるか楽しみですが、田向さんの本に書かれているように「予想することに意味はない」のです。ただただ、値動きを追っていくだけ。
現在の損切ポイントは、最新の押し安値の少し下の107.450です。
新しい押し安値ができれば、そこに損切りポイントを移動します。
あとは、いつか損切り(もしくは利確)するまで、機械的にこの作業を続けるだけ。
プログラムできるツールもあるようですが、しばらくは値動きを見る訓練を兼ねて、一日一回、手動でやっていきたいと思います。
どの通貨ペアがよいか
少しネットを探ってみましたが、結論から言えば、トレード用だと初心者にはUSDJPYとEURUSDの2つが向いてそうです。
その理由は以下の通り。
- 取引量の多い通貨がよい。USD, EUR, JPY, GBPの順。
- 2つのペアで直接取引される「ストレート」の組み合わせがよい。EURJPYなどは、EURUSDとUSDJPYの組み合わせとなる「クロス」なので、値動きが2つのペアの値動きに左右される。
EURUSDは、週足で長い下げトレンドを描いています。こちらの方が面白そうなのかな?継続して観察していきたいと思います。
投資と人生は自己責任で。