[訂正・追記] 米国会社四季報2018春夏号から

注文していた東洋経済社の「米国会社四季報2018春夏号」が届きました。

米国会社四季報 2018年春夏号 2018年 4/18 号 [雑誌]: 週刊東洋経済 増刊

いまどきネットのスクリーニングを使えば、決算がよさげな企業を洗い出すことができますが、(私が古い人間なのか)やっぱり紙の本でパラパラと銘柄を選ぶのが楽しいですね。

101社の「注目企業」と538社の「有力・成長厳選企業」が挙げられています。

まずは「注目企業」のページを1ページづつ見ていって、「保有したいな」と思う企業を洗い出してみます。

ここ数年毎年やっているので、だいたい同じような企業を見ることになるのですが、自分自身の投資に対する考え方も年々変わっているので、毎年一から選びなおしています。

今回選んだ銘柄(ADR含む):

  • The Boeing Company(BA)
  • United Technology Corporation(UTX)
  • Deere & Company(DE)
  • General Electric Company(GE)
  • 3M Company(MMM)
  • Waste Management, Inc.(WM)
  • Union Pacific Corporation(UNP)
  • NIKE, Inc.(NKE)
  • Las Vegas Sands Corp.(LVS)
  • The Walt Disney Company(DIS)
  • The Home Depot, Inc.(HD)
  • Amazon.com, Inc.(AMZN)
  • PepsiCo, Inc.(PEP)
  • The Coca-Cola Company(KO)
  • Philip Morris International Inc.(PM)
  • The Procter & Gamble Company(PG)
  • Unilever PLC(UL)
  • UnitedHealth Group Incorporated(UNH)
  • Johnson & Johnson(JNJ)

選ぶ基準は、あくまで「何となく」なのですが、あえて挙げるとすれば以下の通りです。

  • 10年後も確実に現在と同等もしくは現在以上の業績をあげていそうなこと ― IT系や(JNJ以外の)製薬系は除外。石油関連や金融系も除外。
  • 消費者の嗜好に左右されそうな業界(外食等)は除外。(強固なブランドがあるNIKE、PEP、KOは例外)
  • ROEがだいたい20以上であること。

あくまで、「第1回目のざっくりとした」人力スクリーニングです。ちょっとアルコールが入って選んだものもあるので、結構いい加減です。(GEとかは、今の業績だけでは保有するに値しないと思っていますが、株価があまりに下がっているので、ちょっと調べてみたいと思っています。)

ですので、上にあげた銘柄をすべて買うというわけではありません。しかし逆に、今回選ばなかった銘柄(省略しますが)については、今の時点では買うことはないと思います。

実際に買い注文をするまでには、少なくとも過去10年の決算内容を調べて、そのうえでまだ買いたいと思い、そして価格が買いたいと思う水準まで下がるのを待つことになります。

残りの538社の「有力・成長厳選企業」については、これからじっくり見ていきたいと思っています。

この場で本書について苦言を呈するとすれば、これらの538社についてROEが記載されていないことです。

一応PERとPBRが記載されているので、計算すればROEは算出できますが、「永続的な企業」を探すにあたって、PERやPBRよりもROEの方がはるかに重要度が高いです。一目で見れるようにしてほしいと思いました。

もっともこんなところで文句を書いても、東洋経済さんには届かないのでしょうけど・・・。

※ 2018/4/14 訂正: 各銘柄のチャート欄に、5年分のROEが記載されていました。(小さい字なので見落としていました。)訂正・お詫びいたします。(それにしても字が小さいです。ここ数年見ていましたが、今まで気づきませんでした・・・)

※ 2018/4/14 追記: 残りの538社の「有力・成長厳選企業」もざっとページをめくってみました。気になった銘柄のリストをGoogleスプレッドシートにまとめました。

気になる銘柄(米国会社四季報2018春夏号)

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