ディズニー(DIS)2019/1Q決算 ― 「36%減益」も実質的には問題なし?

ディズニー(Disney; DIS)が1Q決算を発表しました(同社IR)。

このブログではあまり四半期決算のフォローをしないのですが、今回フォローしたのは、単に9月決算のディズニーを、12月決算と思いこんだので、このタイミングでIRをフォローした、という情けない理由です・・・・。

しかし、せっかく調べたので記事にさせていただきました。

同社IRより:

日経新聞では「36%減益」とかいって騒がれていますが、売上も営業利益も、それぞれわずかに下がっているだけです。

“Studio Entertainment”つまり映画配信の売上、利益が大きく下がっているのは、昨年のスターウォーズのヒット作によるものです。

このあたりの各年の波は、長期投資するうえでは、あまり重きを置く必要はないでしょう。

同社は、今年前半に21世紀フォックスの買収を計画しており、今後はその成果が織り込まれてくるはずです。

メディアネットワークやテーマパークなどの主力事業は増収増益です。

セグメントといっても、同社の利益の根源であるコンテンツをどう消費者に届けるかの違いだけなので、セグメントごとの浮き沈みもあまり気にする必要はないかもしれません。

2018/9の本決算も、せっかく集計したのでご紹介しておきます。

2018/9本決算の結果

PL: 2018/9の最終利益が大きく伸びていますが、これはTAX Actによるものです。

BS: 債務が減って資本が増えています。 OK。

CF: フリーCFが安定して増えています。OK。

比率: 税率が下がっているのと、それに伴いROEが急増しているのは、先ほども書いたようにTAX Actのため。

株主還元:例年安定して100%に近い株主還元を行っています。つまり、新たな投資をあまり行わなくても、過去のコンテンツという無形資産を使って利益を生み出せている、ということでしょう。

再投資の効果:2008年から2018年の10年分について、

利益の増加額 ÷ 内部留保の累計

を計算しています。

グラフからは読みにくいですが、数値は141%にも上ります。これもTAX Actの影響を受けていますが、それにしても驚異的な数値です。

株価

5年チャートです:

今回の1Qの結果はほぼ予想されていたためか、株価は大きく動いていません。

PERは、これもTAX Actの影響を受けているものの、13.5%です。利率は1.57%。

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