今年の4月から5月にかけて、保有していた香港株をすべて売り払い、キャッシュポジションが約20%になりました。
できればコロナショックの二番底を狙いたいところですが、そんなものがいつ来るのか、あるいは、そもそも来るのかどうかさえ、私には判断できません。
したがって、毎月2%づつくらい、10回くらいに分けて買い増していくことにしました(過去記事参照)。
そして、今月9月に買った銘柄は以下の通りです。
- VanEck Vectors Biotech ETF (BBH)
- iShares S&P 500 ETF (1655.T)
- ソフトバンク(9434.T)
VanEck Vectors Biotech ETF (BBH)
バイオテック関係が今後伸びていく分野だと期待していますが、残念なことに私にはこの分野に関する知識が乏しいため、個別銘柄の良しあしを判断することができません。
したがって、このBBHのようなETFに注目していました。
7月半ばにピークをつけてから、その後少し下げてきているので、今が参入のしどきと考えて、新規購入しました。
1年チャート:
この銘柄は、AMGN、GILD、MRNA、ILMNといった少し米国株をかじったことがある方なら聞いたことがあるような大型銘柄で構成されています(過去記事参照)。
他にもIBBといった、100を超える銘柄に分散投資しているETFもありますが、小型銘柄は玉石混合と判断して、BBHを選びました。
現在の保有割合は約2.5%。今後も値を下げるようなら、5%くらいまでは買い増ししたいと考えています。
iShares S&P 500 ETF (1655.T)
現在は個別銘柄中心に投資していますが、年齢を重ねて判断能力が劣る前に、ETF中心に切り替えていきたいと考えています。(まだ20年以上先と信じてはいますが。)
VOOなどのETFが真っ先に頭に浮かびますし、私も当初はVOOを少しずつ買っていました。
しかし、退職して給与収入がなくなると、外国税と相殺する所得税もなくなるという点で、米国株は不利です。したがって、今は円建ての1655.Tを買っています。
今回もNISA枠の中で少しだけ買い増し。楽天証券なら、50万円以下の売買は手数料無料です(手数料コースによります)。
今は2,500円を切っていますが、私が買ったのは月初の2,700円を超えたところなので、ちょっと高値掴みです。しかし、10年、20年のスパンで保有するつもりなので、多少の損は気にしません。
ソフトバンク(9434.T)
菅政権発足を受けて、国内携帯キャリア3社が株価を大きく下げました。その中で私はROEの高い同社に目を付けました(過去記事)。
PER(TTM)は13.30、配当利率は6.92%もあります。
いくら政府が規制をかけたところで、3社独占体制は簡単に揺らぐことはないと考えています。楽天モバイルの趨勢はわかりませんが、仮に勢力を伸ばしても、いい塩梅で「均衡する」でしょう。
なお、過去記事にも書きましたが、親会社のソフトバンクグループ(9984.T)は、やんちゃすぎて私の手には負えないと考えています。
こちらも、NISA枠の範囲で少しだけ。先の1655.Tと合わせて、今年分のNISA枠はいっぱいになりました。
9434.Tは、まだ株価を下げるようなら、保有割合5%くらいまで買い増していきたいと考えています。ただし、時間分散して。
投資と人生は自己責任で。
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