金曜の夜です。一週間の労働を終えて、ぱーっと飲みに行きたいところ。
しかし、さすがに今は自粛すべきですよね。
相場の方はいったん底を打った感じですが、コロナウイルスの拡散防止のためには、今週末が大きな岐路のようです。
ネット上で、イギリスで感染・入院している人が人工呼吸器をつけながら、「自分だけは大丈夫なんて思ってはダメ」と訴えている動画を見ると、理屈ではなく、本能的なところで、ここはじっとしているべきだと感じます。
倹約モードに切り替え
ここ数年、週末はだいたい外食することがほとんどでした。特に夕食は。
昔からこんな風に浪費する方ではなかったのですが、株式投資のおかげで「小金持ち」になったころから少しづつ財布のひもが緩んできていました。
ここは財布のひもを締めなおすよい機会、と思い、先週末からキッチンに立って夕食を自分で作ったりして見ます。
といっても大した料理の腕もないので、キャンプしているつもりで、スキレット(厚手のフライパン)でガーリックをオリーブオイルで軽く揚げて、香りと味のついたオリーブオイルに分厚いステーキを放り込むだけ。
一番安いアメリカンビーフでも、ポイントさえ押さえれば、結構おいしく食べることができます。(本当は、外で食べたほうが3倍おいしいんだけれどね。)
お酒も原価なので、がぶがぶ飲んでもお財布に響きません。
今週末は予報で天気が悪いことが分かっていたので、もともと「巣ごもり」する予定でしたし、来週末はキャンプを予定していたのですが、これも念のためにキャンセルです。(キャンプで感染するとは思いませんが、もしすでに感染していて発症したら、重症化するまで数時間しかないそうですので、遠出はリスキーと判断しました。)
いったん戻した相場ですが、このままV字回復するとも思えません。
コロナ対策と兼ねて、少しでも入金できるよう節約に励みたいと思います。
気になるのは、名前で呼んでくれるような仲になった近所の飲み屋さんの人たちのことです。もしかしたらお客が飛んで苦労しているんじゃないかなって。でも、お金だけのことなら応援してあげたいものの、ことは命にかかわります。(自分だけでなくて、周囲の人も含めてね。)なので、ここは「ごめんなさい!」です。
もしもの備えにはお金を使う
食料品の買い占めが所々で発生しているなんてニュースを目にします。先週末スーパーに行ったときにはそんなことは全くなかったですけれど。
もし本当にそうだとしても、買い占めに加担するのもみっともないですし、そもそもすでに1か月前には、レトルトカレーやサトウのご飯を備蓄済です。
この先々を見通して、自分にとって何を備える必要があるか、よく考えて、必要なものにはお金を使うつもりです。
必要以上に不安を感じるのは日本人特有の性質、なんて話も聞いたことがありますが、どっこいアメリカには、腰の据わった「プレッパー」たちがいるようです。
WSJ日本語版に、「コロナで脚光、米国の地下シェルター」という記事が掲載されています。
この記事に「プレッパー(prepper)」という単語が出てきます。ググってみると、「自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィに対処するため、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人のこと」(Wikipedia)とあります。
数千万円かけて地下シェルターをこしらえて、数年分の食糧まで備蓄するのですから、レトルトカレー買いだめして安心している私なんかとはスケールが違いすぎます。
こういう性質の人を「プレッパー」と呼ぶのだなと知ることができましたし、自分もこの「プレッパー」の端くれくらいにはなれるのかな、と思えて少しうれしかったです。
巣ごもり開始。
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