アマゾンだけは「特別」と思う理由。アマゾンの「賃貸住宅」も?

ひとくくりにGAFAとか呼ばれていますが、その中でもアマゾンだけは、今後5年後、10年後、確実に世界の支配を強めていく可能性が高いという意味で「特別」なのではと思っています。

投資方針について、「ディフェンシブな銘柄に長期投資」する派、対、「ハイテク成長株に投資」する派の議論があります。

私は前者に近く、過去長期間にわたる実績があり、今後も安定して利益を上げ続けるであろう企業を選んで投資しています。変化が速い業界、5年先どうなっているかわからない製薬やハイテク企業は避けています。

しかし、アマゾンだけは、ハイテク企業であるものの、今後も「安定して成長」すると思っています。

その大きな理由は、「取って代わられる可能性が低い」と考えられるためです。

「模倣困難性」ならぬ、「代替困難性」といったら良いのでしょうか。

変化が速い環境にあっては、自社と同じことをやる競合だけではなく、自社の製品やサービスを時代遅れにしてしまうような別の製品・サービスが登場してくる可能性が高いです。

グーグルは、モバイルも含めて検索市場をほぼ独占しています。しかし、その収益は、検索する個々の利用者からではなく、検索結果に広告料を支払うスポンサー企業から得ています。検索サービス自体は当面なくなることはないかもしれませんが、企業が宣伝を行うもっと効率の良い手段が出てきたら、この事業モデルは終わりです。

この点ではフェースブックもグーグルと似ていますね。

グーグルは自動運転にも力を入れていますが、ここは競争の激しい「レッドオーシャン」の世界です。世界中の大企業が「本気で」参入してくる中で、どの企業が覇権を握るのか、予想は困難です。

アップルはその強力なブランド製品とサービスによるエコシステムでユーザを囲い込んでいます。しかし、別にそのエコシステムに入らなくても、マイクロソフトのパソコンやアンドロイドのスマホで、だいたい同じレベルのサービスを享受することはできます。

私は、スマホはアンドロイド、パソコンはWindows、そして自宅用のタブレットに iPadを使っています。半年前くらいに買ったiPadは4万円を切っていたと思います。

iPadにしたのは、別にアップル製品が欲しかったわけではなく、アンドロイドのタブレットでお手頃な値段でそこそこの性能を持った製品がなかったためです。次に買うときには、アンドロイドかWindowsにするかもしれません。

ウーバーも、現時点でリフトという「同業」がいる時点で、厳しそうです。

一方、アマゾンは、すでにビットの世界でもアトムの世界でも、消費者や事業者に深く入り込んでいます。そして、その資金力を生かして便利なサービスを次々と生み出し、それを既存のサービスと連携させています。

単独のサービスの「ネットワーク効果」にとどまらず、身の回りのあらゆるサービスにまたがった「広範囲なネットワーク効果」を生み出しています。

いまから他の企業がアマゾンに追いついて同じことをやるのも、その広範囲なサービスを別の手段で代替することも、事実上無理なのではないでしょうか。

アマゾンの賃貸住宅

私自身が「アマゾンにぜひ実現してほしい」と思っているのが、「賃貸住宅サービス」です。

ネット小売では「ラストワンマイル」をどう制するかが鍵と言われていますが、ならばいっそ人々が住む住宅自体を提供してしまうのが、一番効果的だと思います。

インドの新興企業OYOが、日本で短期滞在者向けの住宅サービスを提供していますね。アマゾンがそれと似たことを、もっと上手にやりだすかもしれません。

「アマゾンの賃貸住宅」に、どんなサービスがあったら便利か、いろいろ妄想してみます。

備え付けの冷蔵庫は、利用者が前面から開けられるだけではなく、運搬用エレベータや搬送ロボットで運ばれた食品を背面から入れられるようになっています。もちろん、自動で。

わざわざ注文しなくても、「アレクサ」が日々の自分の消費行動を観察して、自分が飲みたくなるような飲料をちゃんと冷蔵庫で冷やしておいてくれます。

お風呂場や洗面所でも、自分の好みのシャンプーとか石鹸といったアメニティーが、いつもちゃんと補充されています。

洗濯物は、専用のカゴに脱いで入れておけば、勝手に外部のクリーニング工場で洗濯して、ちゃんと畳んで搬送してくれるでしょう。(各戸で「ランドロイド」みたいなものを買わなくても、工場で畳んでおいてくれる。)

(私のように?)ファッションセンスがない人向けに、その日の気候や外出の目的に応じて、勝手に服を選んでクローゼットから出しておいてくれるかもしれません。

仕事はリモートワーク・在宅勤務が主流になるので、外出するのは、人に会うとか遊びに行くとか、そういう時だけになるかもしれません。

そんなときには、玄関先まで自動運転の車が出迎えてくれるでしょう。

別に「賃貸」でなくて「アマゾンの持ち家住宅」でも良いのでしょうが、常にアマゾンの最新のサービスを享受できる賃貸に移り住んで行った方が、便利な生活を送れそうです。家具とかは備え付けが主流になって、持ち物も少なくなり、「引っ越し」自体もアマゾンが自動でやってくれるかもしれませんね。

いや、妄想が止まりません・・・。(笑)

しかし、もしこんな住宅に住んだら、人間ダメになっていくかもしれませんね・・・。

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