[早期退職] 退職後最初の日を迎えて

2022年も4月が明けました。

実際の退職は6月ですが、昨日3月31日の最終出社を終えたので、今日から当面働くことはありません。

事実上の退職後初日を迎えて、思っていること、考えていることを書いてみたいと思います。

最終出社日を無事こなした

昨日3月31日、久々の「通勤」をして、最後の出社をしてきました。

もろもろの清算手続き、事務手続き、会社貸与のパソコンやスマホの返却を淡々とやっていきます。

最後の社食もおいしくいただきました。

残った時間で、お世話になった方々へのごあいさつ回りをします。

別記事にも書いたように、先日以前の職場の方へもあいさつしましたが、その時にはどなたからも「FIRE」という言葉は出てきませんでした。

今回も約30人くらいの方にごあいさつしましたが、お一人だけ「もしかしてFIREですか?」と聞いてこられた方がいました。イエスともノーともいわず、笑ってごまかしましたので、なんとなく通じたかもしれません。

世の中FIREブームと言われますが、実際にそれを意識している人の割合はあまり多くないのかもしれませんね。

少し後ろ髪をひかれる思いも

これ以上お金のために嫌な仕事をしたり、嫌な人と関わりたくないので退職するわけですが、何となく後ろ髪をひかれる思いもしました。

その理由を少し考えてみると、職場の中には確かに嫌な人もいるのですが、ほとんどの人とは良い関係を築けており、その関係がぷっつりとなくなってしまうことに寂しさを覚えているからかもしれません。

「飲み会とかあったら、誘ってください」と言って、何人かの方には連絡先もお伝えしました。実際に誘っていただけるかどうかは先方次第ですが、もしお誘いいただければ快く参加したいと思います。

日々の習慣を少し変えてみる

「退職」という人生における大きな変化が起こっているときに、ほかのものも大きく変えることは、精神衛生上あまりよくないと思います。「変化に変化を重ねるのはNG」と、メンタルコンサルの方もおっしゃっていました。

ただ、一つだけ変えてみた習慣があります。

それは、「カレンダーのマス目に、毎朝バツ印(×)をつける」ということです。

20年以上前から続いている習慣です。

カレンダーは、机の前の壁に貼ったり、トイレの扉に貼ったり、その時々で目につきそうなところに貼っていました。

もちろん、当初は早期退職するなんて言う具体的な目標はなかったので、「次の長期連休まで、あと●●日」という近目標を心のよりどころとするために続けていました。

そして、最後の1年くらいは目標の退職日到達を楽しみにして、毎朝印をつけていました。

目標をクリアしてしまった今となっては、時間軸上での目標はなくなりましたし、むしろ毎日一日一日を大切に生きていきたいと思いますので、この習慣を辞めることにします。

もしかしたら、毎日の終わりに、その日一日がよい日だったかどうか記録してみるかもしれません。やったことがないので定着するかどうかはわかりませんけれど。

これからトライしてみたいこと

今日からは、だれからも指示されることがありませんし、指示してほしくてもしてもらえません。

毎日何をやるか自分で決める必要があります。

毎日ゲームや動画を見て過ごすこともできます。それはそれで悪くはないと思っています。

ただ、他人や世の中とのかかわりを持つために、自分が興味を持てる範囲で新しいこともやってみたいと思います。

今考えているのは次のものです。飽きっぽい性格なので、すぐやめてしまうかもしれませんが。

  • 日本語教育
  • 韓国語学習

最初の日本語教育については、そこに至る経緯があります。

流暢とはいえないまでもある程度英語を話すことができるので、英語を使ったボランティアができないか、近隣のボランティア団体に照会してみました。

日本に外国人の方が増えているものの、英語圏の方はそれほど多くなく、あまりニーズはないようです。

むしろニーズが高いのは日本語教師ですが、いきなりできるわけではなく、ちゃんと自身が教育を受ける必要があるとのことです。

早速テキストを買ってきて、冒頭部分を読んでみたのですが、その理由がよくわかりました。

その理由の一つは、私たちが国語教育で学んできた文法と、外国人の方が学ぶ日本語の文法は異なるということです。

少し例を挙げれば、国語では「形容詞」、「形容動詞」という品詞がありますが、これが外国人の方にはわかりにくいので、「イ形容詞」、「ナ形容詞」と呼び変えています。

動詞の活用も、国語では「五段」、「上一段」、「下一段」などと分類されていましたが、これらも「1グループ」、「2グループ」などとわかりやすく言い換えられています。

当然教える側もこういうルールをしっかりマスターしておく必要がありますし、それ以外にも教えられる側の方の各国の文化背景や、教材の選び方、使い方、生徒向けのテストの作り方など、勉強しなければならない内容は盛りだくさんのようです。

日本語教師として収入を得られるところまで行けるかどうかはわかりません。ボランティアでもよいので教えたいという方も多いので、競争は激しいかもしれません。

ただ、今のところ自分が興味を持てそうな内容なので、少し続けてみようと思います。

韓国語の方は、これまで何度かトライしているものの挫折して終わっています。

20年ほど前に仕事で渡米した際に何人かの韓国の方とお知り合いにあることができ、今でもお付き合いさせていただいています。お互い英語でしゃべるものの、彼らの言葉で話すことができれば、もっと深い理解ができるのではと思い、何度かトライしてきました。

今回も続くかどうかわかりませんが、NHKのラジオ講座を毎日聞くところから始めてみたいと思います。

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