現在の私のポートフォリオは、そのほとんどを米国株が占めています。
2004年に投資を始めた時には中国株・香港株が中心でしたが、徐々に米国株にシフトして、この4月、5月で中国株からは完全撤退しました。
アジア関連でいえば、インドネシアのインドフードも保有していたことがありますが、これも撤退しました。
現在唯一保有しているアジア株は、ベトナムのノイバイ貨物(NCT)です。
ベトナム株は、2012年頃にブームになった時に、ビナミルク(VNM)から手を出し、その次にIT企業FPTに乗り換え、そして2016年頃からNCTに乗り換えています。使っている証券会社がベトナムドンでのキャッシュの取り扱いをやってくれているので、為替損を避けるためにベトナム株で回してきました。
NCTに目を付けた理由は、60を超えるROEと10%に近い配当利率(ともに当時)です。
ベトナムのハノイ空港の貨物取り扱いをほぼ独占しており、最近では競合会社との提携も進めています。この独占力が高いROEを生み出しています。
利益率は高いですが、これ以上成長も見込めないため利益のほどんどを配当に回しています。このため配当利率も高くなっています。
2020年の配当が無事支払われた
前置きが長くなりました。
2019/12決算で約8%の減益だったうえに(過去記事参照)、その後のコロナ禍の影響が心配されます。
これまで潤沢に支払われていた配当も、「いよいよ減配か」と心配していました。なお、過去の配当履歴はinvesting.comのサイトで見ることができます(リンク)。
2020/3, 2020/6の四半期決算も同サイトで見ることができます(リンク)。売上・利益とも徐々に下がってきています。もっとも、貨物輸送なので、世界各国の航空業界のように壊滅的な落ち込みではないですが。
で、心配していた配当でしたが、先日無事に支払われたことを確認しました。
2020/4月 1株当たり4,000ドン
2020/8月 1株当たり4,500ドン
計 8,500ドン
現在の株価が61,500ドンですから、配当利率は13.8%にもなります。
今後も継続保有で
今後もしばらくはコロナ禍の影響を受けそうなこと、特定の顧客(サムソン)への依存度が大きいこと、など、リスクはありますが、潤沢な利益と配当をもたらしている間は継続保有したいと考えています。
配当で得たベトナムドンも、同じ銘柄で再投資する予定です。
1年チャート:
投資と人生は自己責任で。
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