[雑談] もし投資をやっていなかったら?と思うと、ぞっとする。

今回は雑談です。

そろそろ年末なので、一年の「自分の決算」が気になるところです。

今年は米国株の調子がよかったので、年末時点での資産はけっこう増える見込みです。もちろん、残り一ヶ月とはいえこの先相場がどうなるかは分かりませんけど。

まだ投資を始めていない20数年前から、家計簿だけはしっかりつけています。当時はExcelで、今はGoogle Spreadsheetで。

仕事で経費などの予算を組んだり、実績と照らし合わせたりするのは大嫌いなのですが、いざ自分のお金のこととなると、あれこれ記録したり計算したりしているとワクワクしてきます。

食費(外食除く)、外食(お酒含む)、住居費、光熱費、雑貨、耐久消費財、交通費、など費目に分けた記録が20数年分残っています。

毎年の収入の記録も当然あります。

ですので、仮に投資をしておらず、毎年の収支分を「貯金」していた場合の金額を計算することができます。

その額を、2004年から2019年まで投資をしてきた結果としての現在の資産額と比べてみます。

金額は伏せますが、ざっくり「投資をしていない場合」に対して、投資をした現実の資産額は約2倍弱です。

もし2004年のあのときに、「金持ち父さん」と邱永漢さんの「中国株投資」の本に出会っておらず、ずっとほとんど利子のつかない貯金だけをしていたら、とても早期退職どころではなく、定年をすぎてもまだまだ金銭的な不安が残る状態だったと思います。

FXのスワップねらいでロスカット狩りにあったり、商品先物でよく分からないまま取引をして損失を重ねたり、日本株の信用取引で損をしたり、中国株でも一見良さそうに見えた「地雷銘柄」(超大現代農業とか(笑))に引っかかったりして結構寄り道はしました。それでもなんとか、定年前に「早期退職」できそうなめどが立つくらいまでに資産形成をすることができました。

素人の見よう見まねで、数年にわたる決算表を見てその企業への投資の是非を判断できるようになりました。

定量的な評価だけでなく、投資先企業が永続的に利益を上げられそうかどうか、その企業の持つ「堀」が何かなど、定性的な判断もある程度できるようになったと思っています。

10数年もの時間を要しましたが、これらの投資スキルは自分が身につけた貴重な財産だと思っています。

家計簿をつけるだけでなく、日々考えていることや思っていることを日記に残しています。

投資を開始する前の20年と少し前の日記を読み直してみます。

会社に雇われて、他人に使われて働くのが嫌で嫌でたまらない毎日を嘆くばかりの日々でした。(それは今もあまり変わらないのですけれど)

その嫌な状況から抜け出すために考えていたアイデアは、例えば、(経験もないのに)リスクを犯して自分で起業するとか、(たいした目標もなく)もう一度大学に入り直すとか、あるいはギャンブルで身を立てるとか(!)。今見直すと、本当に恥ずかしくなるような幼稚なアイデアしか持っていませんでした。

もし昔の自分にアドバイスができるのなら、「投資家として資本主義の勝者になることをめざせ」といってやりたいです。

とはいえ、1990年代半ばと言えば、まだネット証券もありませんし、外国株投資も一般人には手が届かないものだったはずです。

優良銘柄の割合が少ない日本株を、その当時素人の自分が買っていたとして、ちゃんと資産形成できたかどうかは自身がありません。

おそらく、あれこれ思い付き買いや狼狽売りをして、わずかな資産を溶かしてしまった可能性が高いでしょう。

結局、2004年頃に中国株投資から投資生活にはいったのが、時代の流れから見て自分にとって「一番よい」アプローチだったのかなとも思います。

投資環境という面においては、いまの若い人は非常に恵まれていると思います。いろんなツールもありますし、なによりネットで得られる情報が豊富です。

しかし、サラリーマンとして「安定した」収入を得ていくという意味では、これから先の時代は相当厳しいものになりそうです。

生まれた時代によって損をしたり得をしたり。不公平と言えば不公平なのかも知れません。

でも、先の大戦中に青春時代を迎え、周りの雰囲気にのまれてやむなく特攻隊に志願せざるを得なかった人々に比べれば、その後の時代の人は絶対に恵まれていると思います。(ちょっと話が極端でした・・・)

恵まれていないことを嘆くだけでなく、恵まれていることに目を向けて、それを最大に生かしていく。

若い人に対してだけではなく、今の自分にも言い聞かせたいと思います。

投資と人生は自己責任で。

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