[雑談] 日記か?ブログか?

また外山茂比古先生の本を読んでいるのですが、その中に「日記の効用」について書かれていました。

われわれ普通の人が毎日日記を書いても、史実上の有名人物にでもならない限り、「記録」としての役割はほとんどありません。

私もこれまで何度か日記をつけたことがありますし、数年にわたって書き続けたこともあります。しかし、誰かに見せるようなものではないですし、自分でたまに読み直して「自分も結構成長したな」とか、逆に「今となんにも変わらないな」と感慨にふけることはあっても、過去の記録として活用するようなことはまずありません。

では、そんな日記の効用とは何かというと、「文字として書き出すことによって頭の中から忘れ去り、頭を整理するため」なのだそうです。

確かに、生活や仕事でトラブルを抱えて判断に迷うようなことがあった時、それを日記に書き出すことによって、まず夜に眠れるようになりますし、翌朝すっきりしたあまたで問題解決にあたることができた経験も何度もあります。

しかし、一日の時間は限られています。

自分にとって、このブログを書くことと、日記を書くことの、両方をやっている時間はありません。どちらか一つを選ぶ必要があります。

で結論ですが、日記はしばらくお預けして、ブログを書く方を選んでみたいと思います。

もちろん、プライベイトなことはあまり書けませんし、インターネットの向こうにいる読者の方に読んでいただける内容にしていく必要があります。

でも、投資活動にあたって自分の頭の中を整理するという役割は、このブログでも十分達成できるのではないかと思います。