自家用車を所有することが節約の大敵であることは、よく言われていることです。
「無駄な消費を抑えて、できるだけ投資に回して不労所得を築き上げる」という長期投資の方針から言えば、自家用車など所有すべきではありません。
しかし、もろもろの理由でわが家ではコンパクトカーを1台所有しています。
車がなければ生活できないような環境ではなく、2006年に初度登録をした今の自家用車の走行距離は、約12年経過した現時点でたったの約5万キロです。
正直、少ない方だと思います。事実、日ごろの買い物と年に二度か三度の遠出くらいにしか自家用車は使っていません。(お酒飲むと運転できないですしね・・・)
また、この20年近く、しっかり家計簿をつけています。
自家用車に要した費用 ― ガソリン代、駐車場代、高速代、車検代、税金、強制と任意の保険料、たまのちょっとした修理、タイヤ、バッテリー、オイルといった消耗品の交換費用など ― この約12年で要した車関連の費用の合計を計算してみると、約400万円にものぼります。
車体の費用は含んでいません。
キロ当たりでいうと、なんと80円にもなります。
最寄りのスーパーが1キロ弱の距離にあるのですが、往復するだけで160円。
ちょっと大きめのショッピングモールだと約4キロなので、往復8キロで640円。
車体費用を入れるともっと額は膨らみますね。
雑な計算であることはわかっていますが、倍もずれてはいないと思います。
この400万円をなんかの銘柄に投資していれば、倍くらいになったうえで、配当利率2%としても年間16万円を生み出す資産となっていたかもしれません。まあ、いくら皮算用してみても詮無いことなのですが・・・。
カーシェアサービスや自動運転タクシーが飛躍的に普及して、自家用車を持つなんて「変わり者のやること」になる日が一刻も早く来ることを願ってやみません。
(自動車メーカーの方に怒られるかな?)
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