※ 2018/2/3修正しました。
未監査ですが、4Qが発表されました。
とりあえず、拾えた数字だけ埋めてみました。
以下、金額はすべてM USDです。
まず何より目を引くのは、2016年度の3,263から、2017年度16,373に跳ね上がった税支払い（見込み）です。
税率は、実に92.64%。これは、海外での複数年にわたる累積利益を米国内に移転したことによるものとのこと。移転額は約66,000。このうち、約18,000は現金で移転され、15%の税率。残りは8%の税率とのこと。（同社CFO Dominic Carusoへのインタビューからとのこと。ソースはYahoo Finance）
しかし、その特殊事情に目をつぶっても、営業利益と税前利益が下がっています。
売上は71,890（2016年度）から76,450（2017年度）へ約6.3%、粗利率は50,205から51,096へ約1.8%、それぞれ増加しているものの、税前利益は19,803から17,673へと約10.8%の減です。
これは、S&A、R&Dの増加によるものですが、S&Aの対売上比が27.74%→28.02%へ、R&Dの対売上比が12.65%→13.81%へ、それぞれ微増です。そのうち一部は、今年度限りの費用とのこと。（ソース同）
4Qの発表を受けて1/23の市場で株価は4.26%下げています。
この先もするする下げるようなら買い時かもしれません。
アニュアルレポートが出たらまたちゃんとチェックしたいと思います。
追記
これから米国株の決算ラッシュですね。楽天証券の海外株式決算カレンダーで注目銘柄の決算日を見ておきます。
1月25日（木）マコーミック（MKC）、ユニオン・パシフィック（UNP）
2月1日（木）ハーシー（HSY）
2月2日（金）クロロックス（CLX）
2月8日（木）ケロッグ（K）
2月13日（火）ペプシコ（PEP）
2月15日（木）コカ・コーラ（KO）
ほどよい程度に決算ずっこける銘柄がでてこないかしらん・・・。
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