中国のセメント最大手であるコンチセメント(0914.HK)の中間決算が発表されました。(HKexのリリース)
結論から言うと、この決算発表を受けて、保有株式をすべて売ってしまいました。
中間決算のポイント
1月から6月の6か月比較で以下の通りです。
- 売上: 8.7%増↑
- 最終利益: 7.0%減↓
- 営業CF: 15.6%減↓
- 減益の理由は、「原炭をはじめとした原材料の価格高騰」「競争の激化」
売却した理由
今回の決算発表を受け、即座に売りの注文を出し、すべての保有株式を売ってしまいました。
その理由は以下の通りです:
- 増収減益は一般的によくない傾向。
- 減収幅よりも、営業CFの減少幅が大きいことが気がかり。
- 2020年4月に香港株の保有に不安を覚えていったんすべての香港株を売却。その後、割安と思い0914.HKを買い増ししたが、その後も株価は下がる一方。
- 配当利率は良いが、次回の配当が支払われるのが来年の8月。大きな成長は見込めず、配当だけが魅力の同社株を、それまで保有している理由が薄い。
- 今の中国政府の動きを見ていると、同国の企業に投資をするのはリスクが高いと思われる。
株価とまとめ
5年チャート(Yahoo Financeより):
今回の中間決算を市場は悲観的にとらえたようで一時は38HKD近くまで株価を下げました。
冒頭に書いたように、私は今回の決算発表を見て、同社の株式をすべて売ってしまいました。
これで、香港株をはじめとした中国株の保有は「ゼロ」になりました。
売却して得られた香港ドルも、さっそく日本円に換金です。
1655.Tとかが安くなった時に買い増しをしようと思います。
先にあげた売却理由は、仮に私がプロの投資家として他人様のお金を預かっている立場であれば許されるようなしっかりしたものではないと思います。(もっといえば、この銘柄を買った理由も説明責任を果たせません・・・)
しかし、そこは自由な個人投資家。
買いたいと思ったものを買う。持ちたくないものは持たない。
それで十分だと思っています。
投資と人生は自己責任で。
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