昨日書いた記事の続きを書きます。
昨日の記事では、新しく銘柄を買うときの買い方について、以下のように書きました。
- まず、最終的に買いたいと思う金額Vの、50%くらいを買います。
- その後、価格が上がっていけば、「ご縁はなかった」とあきらめて、その50%で買った分を保有し続けます。そして次の(おそらく長い先の)チャンスを待ちます。
- もし価格が下がっていけば、最初の買値Pから5%下がるごとに、Vの10%づつを買い増していきます。下がらなくなったら、それで終わり。保有し続けます。
- もしももしも、25%を超えて、さらに30%以下に下がっていけば、さらに資金を投入すべきか、指をくわえてみているのか、その時のお財布の状況によって考えます。しかし、そこまで来ることはあまりないと思います。
まず、一つ目の補足ですが、上の「50%買う」や「5%下がるごと」や「10%づつ買い増す」といった数字はあくまで目安であるということです。
銘柄そのものや当面の値動きに不安があるのなら、30%や40%から買い始めてもよいでしょう。
値動きの少ない銘柄なら、2.5%下げとか、4%下げとか、切りのよい数字で買い増していけばよいでしょう。
また、買う総額が少ない場合は、手数料負けしないように、10%づつよりももっと多く買い増してもよいでしょう。
二つ目の補足ですが、上記のような買い方をする理由です。
最初から「もうこの価格でいい。全額買う。値動きもしばらくは見ない!」という強い意志を持てるのなら良いですが、そんな強い神経をしている人は少ないでしょう。
逆に、「まずは、総額の5%や10%くらい、ちょっとだけ買ってみる」というのはやめたほうが良いです。なぜなら、そのままするする株価が上がった時に、平穏な心理状態で買うことが難しいと思うからです。最初に50%くらいを買っておき、そのあと株価が上がったら「ご縁がなかった」とあきらめられるくらいがよいと思います。(50%で足りなければ、60%とかでもよいと思いますが)
あと、これは別の話ですが、ある銘柄を「買う」あるいは「売る」と意思決定してから、だいたい3営業日は待つようにしています。理由はもちろん、じっくりと考え直す時間を確保するためです。
買う場合なら、買うべき理由をEvernoteに書き出して、本当にその理由でよいかどうか自問自答をします。
逆に売る場合なら、買ったときに書いた理由を読み直し、その前提条件が崩れていることを再確認します。
(ブログ内の別の記事へのリンクの貼り方がわかりません。少し勉強してみます。)
→ わかったので、リンク張っておきます。
と、今日はここまで。