今朝更新した記事にも書いた通り、先の10連休には、何も予定を入れず、退職後の生活をイメージしながら、まったりとした時間を過ごしました。
わかっていたことではありますが、今日10日ぶりに出社してオフィスの椅子に座っていると、自分の心の奥底で、強く「イヤイヤ」をしている気持ちが湧いてくるのを止めることができませんでした。
もちろん、仕事はやらなければならないので、目の前の仕事は淡々と片付けていきます。
でも、心の中の声が自分に語りかけてくるのです。
「お前が本当にやりたいことは、これではないよね。いつまでこんなことを続けて消耗し続けるの?」
現在の職場や仕事が悪いとは思っていません。どちらかというと、自分には向いているし、給料や福利厚生も含めて待遇は良い方だと思います。
しかし、自分の時間をただただお金に換えていくことに対して、どうも限界が近くなってきている気がします。
子供のころ遊んだゲーム
少し歳がばれますが、私が子供の頃に「億万長者ゲーム」というボードゲームが大ブームになりました。テレビでもガンガンCMを打っていて、「億万長者になるか?それとも、一文無しになるか?」というコピーが、今でも耳に残っています。
どんなゲームかご存じない方は、この記事をご覧になってください。
あの熱狂はなんだったのか!?1973年発売「億万長者ゲーム」(「ミドルエッジ」さんのウェブサイトから)
わが家でもこのゲームを買ってもらって、結構熱中して遊んだ記憶があります。
ボードはこんな感じです。(ミドルエッジさんから転載)
内側の丸くならんだコマのステージと、外側の多角形にならんだコマのステージの、2周のステージが並んでいます。
真ん中のルーレットを回して、最初は内側から始めるのですが、ここは「給料をもらって投資資金を作る」ステージです。
そして、この内側で一定額の資金ができれば、晴れて外側のステージに出ることができます。
この外側のステージでは、世界各都市にビルを建てることができます。たぶん、モノポリーと同じようなルールだったと思います(どちらのゲームが先に世に出たかは調べていません)。建てたビルの階数によって、家賃収入を得ることができます。
要は、 内側は「サラリーマン」ステージ、外側は「投資家」ステージです。
(「金持ち父さん、貧乏父さん」を書かれたロバートキヨサキさんが、「キャッシュフロー」という名前の、似たようなゲームをリリースされています。ただ年代的には、億万長者ゲームの方が先ですね。)
外側のステージでバリバリお金を稼ぎたい!
で、今日職場で仕事をしながら思ったことは、「このままサラリーマンをやり続けて、そのままリタイア生活に入るのって、億万長者ゲームの内側のコースだけで終わるような人生を送るってことだよね」ということです。
内側のコースで 「自分の時間をお金に換える」のではなく、 外側のコースに出て、「自分のお金と知恵で、新たにお金を生み出す」ことに自分の力を注ぐ。これこそが、自分が本当にやりたいことなのでは?と思ったのです。
こんなことを思ったのは、もちろん今日が初めてではありません。
でも、その思いの強さは、これまでになかったほどでした。
このブログに日々書いているように、サラリーマンの仕事と並行して、株式投資で資産作りをしています。
しかし、しょせんサラリーマンがためたお金で、年率で数パーセントのペースで資産を増やしても、その歩みは非常にゆっくりです。
このゆっくりしたペースで、時間と複利の力を味方にして資産作りをすることが一番確実なことは理解しています。理屈では。
でも、いま日々の仕事に費やしている時間やパワーを使えば、もっと大きな資産を作ることができるのではないか?という思いがこみ上げてくるのです。
「自分はやらない」と言いつつも、不動産投資のウェブサイトやユーチューブ動画をあれこれ見てあさるのも、きっと自分の根底の気持ちがそうさせているじゃないかと思います。
不動産投資に限る必要はないと思います。
FXや株式のトレードでも、短時間で大金を作ることは可能でしょう。でも、今までの経験から自分にはその才能がないことが分かっていますし、また手を出しても、せっかくの資産を溶かしてしまう可能性が高いでしょう。
日本株なら信用取引でレバレッジを効かせることもできます。
米国株も、楽天、マネックス、SBIといった有名どころは現物取引しかできませんが、日本の証券会社でもCFDを使ってレバレッジを効かせることができるようです。(サクソバンク証券とか)
いやいや、焦ってはダメ!と自分に言い聞かせながら、今日はここまでにしておきます・・・。