日経xTECH(クロステック)というウェブサイトに、FacebookとGoogleの凋落について書かれていた記事があったので、紹介します。
記者の眼 — FacebookとGoogleも落ちる、Microsoftがはまった罠
本来は有料記事ですが、このブログの更新時点では無料で読めます。
そのうち無料では読めなくなるので、ポイントをまとめておきます。
- FacebookとGoogleは、どちらも集めた個人情報に基づいた趣味嗜好に合わせたターゲット広告で収益をあげている。
- しかし、これらの企業が個人情報を収集することに対して、欧米の世論や当局の風当たりが強くなってきている。
- この状況は、20年前に独禁法で当局と争ったMicrosoft社のイメージと似ている。同社は分割を免れることができたが、その後製品開発にあたって当局との調整をするようになり、組織としてのスピード感や突破力が失われた。
- FacebookとGoogleも、今後は技術的な進化よりも、むしろこのような当局との争い(裁判など)の影響を大きく受けるだろう。
ここからは私の感想。
FANGとかGAFAとか呼ばれる今をときめく大手ハイテク企業の中で、確実に生き残りそうなのは(そして今後も大きく力を持ち続けそうなのは)、やっぱりAmazonだけなのかもしれません。
もちろん、今の超割高なAmazonを買うことはありませんが、何年かして安定して配当を支払うようになれば、持ち株の中に入れてもよいかもしれないと考えています。