以前の記事にも書いた通り、現在進行形の取引や保有銘柄はこのブログでは紹介する予定はありません。
ブログで公開することにより、その後の取引への心理バイアスが発生することを避けるためです。
しかし、せっかくこのブログを読んでくださっている読者の方に、せめて「こいつ、どんな取引をしているんだ?」ということをお知らせするために、ずっと昔の(恥ずかしい)取引履歴を晒してみようと思います。
プロフィールにも書いたように、私は、邱永漢さんの本を読んで感化され、2004年に中国株から投資の世界に足を踏み入れました。
その後数年間は、中国株一本やりでした。
パソコンのファイルを探ってみると、投資を始めて2,3年経過したころの「売却銘柄一覧」があったので、それを掲載してみます。
損益は、数字をあげるのが恥ずかしいので、「+」か「-」に加工しています。
このころは、バフェットの名前も長期投資という考え方も知らず、ひたすら頻繁に売買することがかっこいいと思っていた時期でした。短期間の間に相当な数の銘柄の売却を行っていることが分かります。(証券会社のカモでしたね。)
この中にはその後買い戻した銘柄、そしてその中で大きく利益を上げた銘柄もあります。
ただ、そのほとんどは、今になってみれば「よくこんな銘柄を買ったものだ」とあきれるものが多いです。
例えば、
- デンウェイモータース、長安汽車 ― 競争の激しい自動車業界
- 馬鞍山鋼鉄、鞍鋼新軋鋼 ― 鉄鋼というコモディティ業界
- 神華能源、ヤン州煤業、内モンゴル伊泰石炭 ― 石炭・・・
等の銘柄です。
また、今から考えると不思議ですが、投資環境が整備された香港市場の銘柄よりも、上海、深圳のB株(******.SSや******.SZ)の銘柄を結構買っていました。
今でもまだまだ未熟な自分だと思いますが、少なくとも10年前よりは結構成長していることを実感できた気がします・・・。
よかったら押してください。