大型連休は退職後のシミュレーションの絶好の機会

今年2021年はオリパラの開催によってカレンダーを調整した企業も多く、お盆が9連休になっている方もいらっしゃると思います。

私も幸いなことにその恩恵にあずかっています。

退職までの最後の大型連休

私は来年の春2022年3月を最終出社日として退職を計画しています。定年までまだ数年ありますから、ぎりぎり「早期退職」と呼べそうです。

この9連休が終わると、あとはまとまった連休は年末年始しかありません。今年はカレンダーの影響で年末年始はあまり長い休暇ではありません。

それに、年末頃にはもうしっかり退職の意思も固まっているでしょうし、タイミングによってはもう勤め先にその意思を伝えているかもしれません。

この夏の9連休が、退職を最終的に意思決定する前の最後の大型連休となります。

退職後の生活をシミュレーションしてみる

早期退職する人に対して、「退職して毎日何するの?仕事もなくぶらぶらして、退屈じゃないの?」と意見されているのをネット上などでよく目にします。

もちろんそれは人によって異なると思います。

自分の場合どうなのか。実際にやってみないとわかりませんが、こうした大型連休でそれをある程度シミュレーションしてみることができます。

このコロナ禍で外出がためらわれるのに加えて、連日の猛暑です。

退職して家に引きこもる生活を体験するには、絶好の機会です。

結果はどうだったか?

本日8月11日は9連休のちょうど真ん中で、まだ終わってはいませんが、現時点での感想です。

これまでにも、(特にコロナ禍になってから、)ゴールデンウィークや大型連休に同様のシミュレーションをしてきたので、それらの感想も合わせてまとめてみました。

お酒は飲まなくても平気

学生の頃からほぼ毎日アルコールを口にする方でしたが、この連休中はお酒を口にしていません。多分連休が終わるまでは口にしないと思います。

別に禁酒・断酒を誓ったわけではありません。

また仕事が始まって、いろいろとトラブルや面倒ごとに巻き込まれるようになると、仕事が終わった後に一日のストレスを発散させるために飲む可能性大です。

ただ、お酒の味自体には結構飽きてきているし、飲んだところでたいして幸せになれるわけではないことが分かっているので、ストレスが少なければ飲まなくても平気そうです。

退職した後は、特にストレスがなければ、ほとんど飲まなくても平気そうです。

飲むとしたら、退屈で寂しさを覚えたような場合かもしれません。

まあ、その時はその時で、別に飲んでもいいかなと思っています。この三十数年毎日付き合ってきたお酒ですし、どのくらい飲めば自分がどうなるかは、十分わかっています。

外出、レジャーもなくても平気

どこかに遊びに行きたいという気も起きません。これは、これまでの大型連休でも同じでした。

特に国内旅行は、もう全国どこへ行っても同じような景色が広がるだけですし、全国の「名物」も、特に食べたいものもないし、どうしても食べたければお取り寄せで買うことだってできますし。

昨年始めたキャンプも、今の暑さの中で行きたいとは思いません。いろいろ道具を買ってから気づくのも遅すぎますが、キャンプって、ストレスの多い日常から逃げ出したいという欲求を満たすものかなと思っています。退職してしまえば、そういう欲求も減るかもしれません。

海外旅行も、そんなにたくさん経験があるわけではないですが、特に行きたいと思うような国もありません。数年前に初めてハワイに行った時には、物価の高さに気分が悪くなってしまいましたし・・・。

退職後の移住先候補としてタイ、マレーシアなどを見て回りたいと思うこともありますが、日本も結構快適ですし、物価も他国と比較してそれほど高くはなくなってきているのではないでしょうか。

しいて外出したいと思っていたのは、新エヴァを映画館に見に行くことくらいでしたが、8月13日からアマプラで配信が始まるそうなので、それで十分です・・・(;^ω^)

家事を楽しむことができる

この毎日続く暑い日。洗濯物をベランダに干すとあっという間に乾いてくれます。それを見ているのが、結構楽しいです。

服を一通り洗濯したら、タオルケットやシーツなど大型のブツの洗濯に取り掛かります。この季節なら、1日で「3周」は余裕です。

トイレも、家族のだれも掃除したがらないので、使い捨てタイプの掃除道具を薬局で買ってきて、床も便器もピカピカに磨き上げると、めちゃくちゃ達成感があります。

おうち焼肉で油汚れのこびりついた床や壁は、アルカリ性の重曹水をスプレーで吹きかけて掃除します。キッチン、洗面所、お風呂のステンレスの汚れは、酸性のクエン酸で。あとはアルコールも組み合わせて、いろんなところを拭きあげてピカピカにしていきます。

一日2,3回のコーヒータイム(焙煎からやる)や、最近始めた麦茶を作る係も私です。これも結構楽しい。

料理は毎回というわけではないですが、同居人が作りたくなさそうな顔をしているときは、スーパーでその日の分の材料だけ買って、すき焼きとか鍋物などの簡単に作れるものを作ります。作りながら洗い物をするタイプなので、準備が整った時には、キッチンはすでにきれいな状態になっています。

もちろん、これらの家事を「楽しい」と思えるかどうかは、人にもよるでしょうし、状況にもよるでしょう。

私も、今は自らすすんでやっているので楽しいですが、これが「義務」になってしまうと、とたんにやる気がなくなってしまうかもしれません。

あと、仕事がある日にやるのも精神的につらいですね。あくまで休みの日の暇つぶしです。(働きながら家事をやっている方って、本当にすごいと思います。)

感染に気をつけながらジム通い

身体も動かさないと運動不足で生活習慣病になってしまいますから、近くの「いつでも行ける」タイプのジムに通います。

歩いてすぐのところなので、感染を避けるためにできるだけ混んでいない時間を狙って、30分か長くても1時間くらいで切り上げます。

筋トレか有酸素運動(バイクかウォーキング)にするかは、その時の気分次第です。

毎日行きたいところですが、もともと運動が好きな方ではないので、「今日はしんどいし行きたくないな」と思った日には無理にいかないことにしています。嫌になってしまえば続かないので。

図書館、ネットで暇つぶし

あとは、図書館から借りてきた本をパラパラ見たり、ユーチューブ、アマプラ、ネットフリックスで動画を見たり、こうしてブログを書いてみたり、ツイッターで投資関連、FIRE関連のつぶやきを見たり。

本は、今はじっくり読みこみたくなる本はないですね。投資関連の本は今はおなかいっぱいですし、フィクションは動画の方が楽なのでそちらに流れがちです。

本で最近読んだのは、えらいてんちょうさんの「しょぼい起業」、「しょぼい投資」、丸尾孝俊さんの「金の生る木の育て方」。やっぱりお金関係が多いです(;’∀’)

動画では、ユーチューブが圧倒的に見る時間が長いですね。アマプラやネットフリックスの映画は、1,2時間しっかり見る覚悟がないとなかなか見始められないですし。

その点ユーチューブは、いろんなジャンルの動画を次々とみられるので、暇つぶしには絶好です。月1780円払ってプレミアにすれば広告で中断されることもありません。

まとめ

今回の連休、そして、これまでの連休でのシミュレーションの結果、私の場合は退職しても、「毎日やることがなくて、つらい」ということにはならないと判断しています。

そもそも怠け者ですし。

人によっては、この連休中でも「そろそろ仕事をしたい。身体がうずうずする」なんて方もいらっしゃるかもしれません。そういう方は、だいたい会社の中でめちゃくちゃ偉くなるタイプだと勝手に思っています。

私の場合は、また来週月曜日から「現実」に戻ることを考えると憂鬱になるので、できるだけ考えないようにしています。(特に今回は、休み明けからいくつものトラブル処理をしなければならないことが確定していますし・・・)

「やりたいことがある」ので退職したい、というよりは、「やりたくないことをやらないために」退職したいタイプですね、私の場合。

長期的には暇つぶしはちょっと苦労するかも

といっても、これまでシミュレーションしてきたのは、高々10連休くらいまでです。

これが、2か月、3か月、1年・・・となってくると話は違ってくるかもしれません。

特に、社会との人間関係がなくなるのをつらいと思うようになるかもしれません。今の仕事は、仕事自体は「やりたくない」のですが、職場の人とリモートで雑談できたりするのは、意外とストレス発散につながっていたりするかもしれません。

もしそうなったら、地域のボランティアに参加してみるのかな?ただ、ネットなどではそうやって暇つぶしにボランティアにくるおじさんたちの扱いに困っている、なんて記事もよく見かけます。

単発のバイトでいろいろな体験をしてみたいという気もします。アマゾンなどの倉庫配送の仕事とか、スーパーの総菜つくりなどの裏方業務とか、一度はやってみてみたい気もします。毎日は辛そうですが。

がっつりスキルを身に着けて新しい仕事で活躍する(雇われる)というのは、もう30年近くサラリーマン生活をやってきたので、おなかいっぱいです。

さて、暇を持て余したら何をするのかな?

まあ、その時はその時で。

いまは、「毎日やりたくないことをやらなくて済む」ことを優先したいと思います。

投資と人生は自己責任で。

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