こわいくらいに「幸せ」な日々を送っています

12月に入り、予定された来年2022年3月末の最終出社日まで、4か月を切りました。

まだ退職はしていないのですが、「いま、自分の人生で一番幸せな日々を送っているな」という実感があります。

仕事のストレスがなくなった

私の上司にはすでに退職の意向を伝えており、それと合わせて管理職のポジションからも外してもらいました。

管理職を外れたことで、仕事のストレスが一気になくなりました。

管理職の間は、ほぼ毎週といっていいくらい、部下の誰かが何かをやらかしたとクレームが入り、その後始末に追われる日々でした。

たまにではありますが、深夜や週末に会社支給の携帯電話にSOS連絡が入ることもありました。

正直、本当に心が休まることがないといった感じでした。

しかし、いまは他人のやることに責任を負うことがなくなり、そういうプレッシャーから一気に解放されました。

残り4か月を切っていますので、割り当てられた仕事もあまりありません。

これが、もしコロナ前の毎日出勤する日々だと、結構つらかったかもしれません。1日デスクに座って、「何か仕事をやっているふり」をしなければなりませんから。おそらく、あゆみの遅い時計の動きを恨めしく思うことだったでしょう。

コロナ禍で大変な思いをされている方も多いことは承知しています。しかし、自分自身についていえば、そのために在宅勤務の恩恵を受けることができ、サラリーマン生活の最後の最後で、本当に恵まれたなと思っています。

来年4月以降のこと

おそらく多くの企業と同様に、私の勤め先でも来年4月以降の「新年度」に向けた年度計画の策定を始める時期になりました。

詳しいことを書くと営業機密にかかわるので、差しさわりのない範囲で書くと、大きな変化は以下の2点です。

  • 世界的な半導体等の各種部材の枯渇問題を受けて、売るものが作れなくなりそう。売上が大きく下がる見込みで、従業員にやらせる仕事も激減しそう。
  • 社内的な体制の変更に伴い、今のような在宅勤務中心の勤務体系を見直し、「原則毎日出社」になりそう。

この2点だけをとっても、まさにいまが「去り時」といえます。

私は3年ほど前から2022年3月末での退職を計画していましたから、「たまたま」時期が一致したに過ぎませんが、これも「幸運」の一つだと思っています。

日々の時間の使い方

残っている有給休暇もきっちり消化するつもりです。

だいたい毎週1日休暇を取ると帳尻が合うので、そのようにさせてもらっています。つまり、週休3日。

この毎週3日の休暇の過ごし方を見ていると、退職後の生活が想像できます。

休みの日は、炊事、洗濯、掃除といった家事を私がやることが多いです。

別に妻に楽をさせてあげたいというわけではなく、そういう家事をやることが「楽しい」からです。

炊事も、まだまだ作れるものは限られていますが、ユーチューブの料理チャンネルを見て、いろいろと試しています。

外食することもめっきり減りました。

しょせん他人がお金儲けのために作っている食事ですから、油をはじめとした材料に体に良くないものがつかわれていることも多いようです。

自分で食事を作れば、(味はともかく、)例えば、油は体に悪いといわれているサラダ油ではなく、オリーブオイルや米油を使うこともできますし、コメは玄米、パスタも全粒小麦でできたものを使うこともできます。

健康は食事からといわれますので、ここに手間をかける価値はありそうです。

あと、余った時間について。

いまは読書も映画もおなか一杯という感じです。

1か月ほど前にニンテンドースイッチを買ってきて、ゲーム三昧の日々を過ごしています。

一人でやるタイプのRPGをやっているのですが、昔と違ってクオリティーは相当上がっています。なにより「没入感」がすごいです。本当にゲームの中に世界に入り込んでいる感覚を味わえます。

「退職して時間ができたのに、ゲームで時間をつぶすなんてもったいない」という方もいらっしゃると思います。

私は、いやなことを避けて、自分が楽しいと思うことを毎日やるのが「幸せ」と感じています。

いま頂点にいるということは、今後は下がる一方?

今まさに、人生における幸せの頂点にいるのだとすれば、今後は幸福度は下がる一方かもしれません。

自分や家族が大きな病気やけがをするかもしれません。

大きな災害に巻き込まれるかもしれません。(そういえば、最近小さな地震が多いです。大地震の前兆かなと思ったりもしています。)

大学生の子供が、数年後、就職に失敗して経済的に自立できなくなるかもしれません。

あるいは、資産運用が計画通りにすすまず、経済的に余裕のない生活を強いられるかもしれません。

心配事を上げればきりがないですが、それに対して自分ができることは限られています。

そんな心配事が現実になる前に、ぽっくりと死んでしまうかもしれません。

これまで30年近くも働いてきたのですから、今の幸せな毎日を大事にして、いやなことを避けて生きていきたいと思います。

投資と人生は自己責任で。

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